DIY

【家具】自宅ダイニングテーブルのメンテナンス②

❹天板の裏面加工

さて、裏面を作業していきます。
裏面はとくに反りが強く、今回しっかり平らに仕上げることにしました。


まず、写真のように反りが強い部分を電気カンナで粗めに削っていきます。鉛筆でつけた記し部分も削り足りていない箇所で、重点的に平らに仕上げます。
杉材は木材の中では柔らかい種類ではありますが、節の部分はとても硬く電気カンナで削っても少し時間が掛かってしまいました。

上の写真は、今回削った木クズたちです。
裏表10mmも削っていませんがかなり削ったかのようです。平らだしはもちろん、手作業で厚み10mmを削るだけでもかなり果てしない作業になることが、写真だけで伝わるかと思います。

大量生産の時代に数ミリに対して時間をかけることはかなり非効率ですが、大切なものを綺麗に使い続けるための時間は本当に有意義かつ更に愛着が湧きますね。

❺オイル塗装

天板の削り作業が終わり、塗装作業になります。
今回も使用したのは、オスモカラーのノーマルクリア色を使用しました。

我が家のリビングの床は濃いめのブラウン色なので、クリアでスギ材の本来の明るさが際立つテーブルに仕上げました。また、ペーパー掛けの段階で番手を240番まで上げて仕上げたので、かなり塗料が塗りやすかったです。

❻オーダーメイド鉄脚納品と仕上げ

塗装前の鉄脚

オーダー通りの仕上がりで制作していただきました。
R(曲線)が今回リクエストした大きなポイントの一つで、この太さの鉄パイプを綺麗に曲げる業者さんの技術には頭が上がりませんね。

表面が鉄のままの状態でも錆びる可能性は低いということでしたが、今回は黒の艶消し塗装で仕上げました。光沢感のないマットな黒めの仕上がりです。

唯一気になっていた点は、最後の仕上げで天板がガタつかず鉄脚にのってくれるかが心配でした。

そして、鉄脚の納品当日。

見事にピタリ。天板と鉄脚がジョイントし、ガタつきも一切ない仕上げとなりました。
天板と鉄脚との相性も良く、我ながら完璧な仕上がりでした。

部屋の雰囲気ともマッチし、椅子を入れるスペースも広くなったことは大きな改善点ですね。
あとは、とにかく掃除がしやすい。今後、お掃除ロボなど我が家に導入することがあっても問題なく使えそうです。テーブル下がスムーズに掃除ができるよう補強バーの高さも調節したことも大正解でした。

このテーブルを使用し始めてから約2年。これからも大切に使って育てていきたいと思います。

ROY

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